すごく久しぶりの更新です。
最近Gwentをまたやっているので、ちょこちょこ書いていけたらいいなと思っています。
前シーズン途中で突然飽きてしばらく遠ざかっていて、久々に復帰したら新カード追加されてたりゴールドが無敵じゃなくなってたりというぐらいのブランクがありました。
今シーズンはラダーも最底辺からやり直してなんとかランク19、MMRで言うと4000~4250ぐらいのところまで来ました。
しばらくやっているとやはりメタというものは見えてきて、データ的にどんなことが明らかにされているのか調べてみようと思い、本記事を書いています。
GwentUpのサイトに上げられている以下のメタレポートを活用。
Meta Report #19, 14–20 Oct · GwentUp
なお、私は現在ランクが4000-4250帯なので今回のデータはそのランク帯のものを参照している。
以下はリーダーの使用率の降順で並べたチャートである。
リーダーの絵の上方に記載されている数値は勝率、下方に記載されている数値は使用率を表す。
体感通り、ブラン王、ダゴン、エムヒルの3強であることがわかる。
下位3リーダーは本当に見かけない。
概ねバランス良く分布していると言えるが、北方諸国は突出して使用率の高いリーダーはなく、全体的に低調である。アーマーの時代に隆盛を極めたが現在は今ひとつと言ったところか。
以下はリーダーごとの対戦相手別の勝率のチャートである。
青は勝ち越し(勝率50%以上)、赤は負け越し(勝率50%未満)を表す。
圧倒的と言ってよい勝率。
ダゴンには大きく勝ち越し、エムヒルとはほぼ5分であるのでやはり現環境の王者と言える。
また、目立った苦手マッチアップがないのも強み。
エムヒル(ニルフガード)に強いが、ブラン王にはかなり分が悪い。
とは言えメジャーなデッキには概ね渡り合える力があり、強力。
ヘンセルトとには異様に勝率が低いのは、バリスタ等が異常に刺さることと、大量展開系という似たアーキタイプで基本戦力値が北方の方がやや高いからだろうか。
何故かスコイアテルハンターである。
ダゴンに異常に分が悪い以外は満遍なく戦えるオールラウンダーであるという印象ではあるが、冷静に見るとブラン王とダゴンのどちらにも負け越しているので、どちらかというと雑魚狩りマン的なポジションと言えるかもしれない。使者ガチャに左右されるというところで若干安定感がないというのもある。
じゃあ今の環境でこいつらに相性がいいのって誰なのよということで調べた。
強いていうと以下2人が可能性を秘めているように感じる。
サンプルはやや少ないものの、最初の図でも示されているように、全体勝率も50%を超えている。
注目すべきはダゴンに非常に強く、ブラン王にもほぼ5分が取れるという、現環境3強のうち2つに5分以上に戦えるという点である。
ただしエムヒル、というかスパイニルフに異常に弱い。
色別採用カードTOP5は以下の通り。
マハカムの火薬技師や、ゾルタン・シヴェイ→切り裂き等で範囲ダメージを入れられる構成が主流のようだ。
相手盤面へのダメージということは相手のやりたいことへの干渉ができるということで、そういった点がダゴンやブラン王に対する有利点なのかもしれない。
ニルフに弱いのは、スパイをトリガーとして加速度的に強くなっていく盤面への干渉が間に合わない(火薬技師や切り裂きの3点では倒しきれない)ことや、位置固定ユニットが少なく回避されやすいというところが理由だろうか。
極めて使用率の低いリーダーであるが、よく見ると3強に対して全て5分程度に戦えている。
イースネ?知らない子ですね…
色別採用カードTOP5は以下の通り。
シルバーはスケリッジパックとでも言うべきほぼテンプレ構成なので特に言及することはないが、ゴールド・ブロンズの構成を見ると徹底的に敵陣へダメージを入れてやろうという魂胆を感じる、一時期流行した斧兵スケリッジ型のようだ。
一定数のユニットが並ぶデッキ(ということはつまりほとんどのデッキ)に対してそれなりに刺さるであろうが、ユニットが少ないイースネコンとは最悪の相性である。
また、先に斧兵を落とされたり、移動でかわされたり、少数のファッティで勝負してくるようなデッキには期待ほど強く出れないであろうという所感。
もうすぐ今シーズンも終了するので次修正パッチも来るかもしれないが、現環境はやはり3強が強く、特に破棄スケリッジが強いことがデータからも示された。
メタるならということで候補を探してみたところ意外な顔ぶれであり、こういった視点から新しいデッキを構築したり対戦を研究するのも面白いかもしれない。
もういい、休め…!