【MTGA】ボロスアグロデッキ紹介

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先日MTGAにも導入されたラダーにてプラチナダイヤモンドミシックランク(20190110昇格)に到達した。
だいぶ手に馴染んだということもあり、使っていたボロスアグロデッキを紹介する。

デッキリスト

4 History of Benalia (DAR) 21
1 Justice Strike (GRN) 182
4 Heroic Reinforcements (M19) 217
4 Clifftop Retreat (DAR) 239
4 Sacred Foundry (GRN) 254
4 Boros Challenger (GRN) 156
2 Aurelia, Exemplar of Justice (GRN) 153
2 Hunted Witness (GRN) 15
1 Experimental Frenzy (GRN) 99
2 Conclave Tribunal (GRN) 6
4 Adanto Vanguard (XLN) 1
1 Ixalan’s Binding (XLN) 17
2 Venerated Loxodon (GRN) 30
2 Lava Coil (GRN) 108
4 Legion’s Landing (XLN) 22
2 Dauntless Bodyguard (DAR) 14
10 Plains (DAR) 252
5 Mountain (XLN) 274
2 Snubhorn Sentry (RIX) 23

デッキ概要

主に白の軽量クリーチャーを大量に展開し、早期に殴り切ることを主眼に置いたデッキ。
大体4マナぐらいあれば強い動きができるので、しっかり回ればミッドレンジやコントロールを寄せ付けず圧殺できる。

強み

強力な横展開
教導や招集といった雪だるま式なアド確保
試合時間の短さ(ラダー向け)

弱み

AOE
リソース補充手段

ゲームプラン

理想的な展開は概ね下記のようなもの。
1T:1マナクリーチャー
2T:2マナクリーチャー or 1マナクリーチャー×2
3T:「ベナリア史image
4T以降:「英雄的援軍image」や「正義の模範、オレリアimage

当然マッチアップごとのケアすべきポイントや状況に応じた動きが必要ではあるが、
基本的には相手の動きは往なしながらこちらのやりたいことを押し付けるデッキであることを意識する。

マリガン

1Tから動けるのが理想。どんなに遅くても2Tから動ける手札にする。
土地は2枚スタートでも概ねなんとかなるが、3マナ目が引けずに「ベナリア史image」が手札で腐るのも悲しいが少なくないパターン。
土地1枚で残りは強いという初手は、経験上だいたいマナスクして詰む。

採用カード解説・補足

4枚積みしているような定番カードについては特に説明の必要がないと思われるため、割愛。
一部独自の考えで採用しているようなカードについて補足しておく。

単角獣の歩哨image」&「追われる証人image

どちらも一定の良さがある1マナ域。
単角獣の歩哨image」は昇殿時の強さや「ボロスの挑戦者image」による教導の潜在力が魅力だが、教導がない場合の1ターン目のプレッシャーに欠けるのがネガティブポイント。
追われる証人image」はAOEへの回答にはなるが、中盤以降に引いたときのインパクトの無さがイマイチ。
ということでどちらかに寄せることはせずに2枚づつの採用としている。この辺りの枚数は常に調整している感じ。

裁きの一撃image

溶岩コイルimage」で取れないクリーチャーへの回答として。
特に刺さるのは「破滅を囁くものimage」、「パルン、ニヴ=ミゼットimage」、中盤以降のドレイク等。
安価かつインスタントなのが強みだが、とは言え基本は「溶岩コイルimage」、「議事会の裁きimage」でよいので1枚のみの採用。

イクサランの束縛image

議事会の裁きimage」と役割が被りかつ、アグロとしては「裁き」の方が使いやすいのだが、よい対象を取れれば非常に刺さるので1枚だけ採用している。
束縛したい主なターゲットとしては「野茂み歩きimage」、各種ドレイク、「ドミナリアの英雄、テフェリーimage」等。

実験の狂乱image

BO3形式だとサイドに入っていることが多い印象。
ドローソースが無いデッキなので、膠着状態を打破したり最後の一押し用として。

入れ替え候補

好みや環境に応じて入れ替える候補を挙げる。

暴君への敵対者、アジャニimage

白ウィニーやボロスでは比較的採用率の高いカード。
+1カウンターをばら撒けるのは除去耐性として優秀で、2マナ以下の復活も再展開に有効。
私は単純に持っていないので入れていないが、持っているなら「実験の狂乱image」辺りと入れ替えてもいいかなという印象。

トカートリの儀仗兵image

この手のデッキのサイドの定番。
BO1メインのMTGAではメインから投入するのはやや躊躇われるが、環境にゴルガリが多いなら採用を検討。

軍勢の切先、タージクimage

1T2Tと展開できているときの3Tの動きとしては非常に強力。
教導でATKが3あるというのも偉い。
本体がやや貧弱なのと中盤以降はせっかくの速攻も活きないことが多くなるのがネックか。

一斉検挙image

野茂み歩きimage」、各種ドレイク、「殺戮の暴君image」等を処理できるので刺さるときは刺さる。

マッチアップ

ラダーでよく当たるマッチアップごとに簡単なコメントを記載。
アーキタイプの後の「(xx-xx)」は勝敗(プラチナランク到達まで)。

ゴルガリミッドレンジ(31-35)

微不利~五分。
序盤から「野茂み歩きimage」がモリモリ育つような動きをされると攻撃が通りにくいかつライフゲインもありほぼ負け。
野茂み歩きimage」は育つ前に「溶岩コイルimage」や「議事会の裁きimage」で除去しておければ割と一方的に攻めを継続できる。
単体・全体ともに除去は豊富な相手なので、再展開を常に考慮しておく(手札を迂闊に使い切らない)こと。
採取//最終image」を耐えるのは厳しいが、「黄金の死image」は「敬慕されるロクソドンimage」によるバフで回避できたりもする。
そもそも「採取//最終image」はそれを打たれる前に決められるような展開でないと厳しいという話もある。

イゼットドレイク/フェニックス(41-15)

大幅有利。
典型的な構築であればほぼAOEは入っていない(稀に「焦熱の連続砲撃image」が入っていることもある)ため、先に横展開できれば除去しきれずに相手は死ぬ。
特に除去はダメージ系のものが多いため、早期に「アダントの尖兵image」を置ければ毎ターン3点入るので相手は死ぬ。
負けパターンとしては、序盤から軽量呪文連打されたうえでドレイクを壁として立てられるパターン。
ただしドレイク2種とも「溶岩コイルimage」の除去圏内なのでしっかり確保しておきたい。
カウンターは「呪文貫きimage」が多い。「ベナリア史image」や「英雄的援軍image」がカウンターされないように気をつける。
パルン、ニヴ=ミゼットimage」が出てくると相手のやりたい放題状態になるのでその前に殴り切るか、回答を準備しておきたい。

赤単(16-29)

大幅不利。
ゴブリンの鎖回しimage」だけで負けるマッチアップ。
クリーチャーの質では勝っているが、手からの火力も豊富なため基本防戦一方になりがち。
早い段階で「敬慕されるロクソドンimage」を展開できれば「ゴブリンの鎖回しimage」による一方的な除去を回避できるので意識しておく。
一応、こちら側が一方的に押し付けるプランを取れたときは逆に轢き殺すことも可能。
とは言え原則ガン不利であることに変わりなく、かつラダーでも相当数当たるので本当に辛い。

ディミーア(26-17)

有利。
大会等ではあまり見ないが、なぜかMTGAラダーではそこそこ当たる。
諜報とカウンターで構えるスタイルが大半で除去らしい除去はあまりないため、細かいものでも横展開できれば物理で殴ってゲームエンドということが多い。
対イゼットと同じく、相手からすると「アダントの尖兵image」への回答が少ないため、是非とも確保しておきたい。

ジェスカイコントロール(11-10)

五分~微有利
コントロールなので早めに轢き殺したいのだが、3ターン目から「轟音のクラリオンimage」を打たれる可能性があり、イージーウィンとはいかないマッチアップ。
ある程度攻めの状態を保てていても「残骸の漂着image」は常に念頭に置いて、簡単に全軍で攻撃しないで様子を見ることを心がけたい。
ドミナリアの英雄、テフェリーimage」に着地されるとバリューゲームでは勝てないので「議事会の裁きimage」が無い場合は相当辛い。
ブン回りで轢き殺す以外は勝っても負けても時間がかかるのであまり当たりたくない相手。

ボロスアグロ(9-11)

五分、というか先行ゲー。
グッドスタッツの「ボロスの挑戦者image」や「敬慕されるロクソドンimage」バフ等で一方を取れる盤面になれば盛り返すことも可能。

セレズニアトークン(14-8)

やや有利。
横展開からのドーンというコンセプトは大体似ているが、相手は中速~低速なので先に広げられれば大体勝ち。
また、空中を止める術が少ないため、「正義の模範、オレリアimage」で殴っているだけで勝つことも。
協約の魂、イマーラimage」、「不和のトロスターニimage」は確実に除去したい。

青単(11-9)

五分。
執着的探訪image」を付けたクリーチャーや「大嵐のジンimage」を速やかに除去できればよいが、「潜水image」を持っていることもあるので一筋縄ではいかない。

白単(8-10)

やや不利。
ほぼボロスミラーと同じような形だが、色事故が無い分相手の方がよく回るということがある。
ベナリアの軍司令image」が非常に強力で、3T目に着地されると盤面の取り合いでは苦戦することになる。
赤を入れている強みとして「英雄的援軍image」等で押し返したい。
たまに「レオニンの先兵image」や「アジャニの群れ仲間image」をコアにしたライフゲイン軸の構成のデッキに当たるが、ライフを削り切るのが難しくなるため、結構厳しい。

グリクシスコントロール(3-1)

やや有利。
概ねディミーアと同じだが、「破滅の龍、ニコル=ボーラスimage」が強力。
大事なカードを捨てざるを得ない状況になり攻めあぐねていると負けパターンに入る。

終わりに

MTGAを初めて日が浅いので環境やプレイングの理解がまだまだというところもあるかとは思うが、少しでも参考になるところがあれば。

逆にリストの改善提案や記事内容の誤記等あればご教示いただけると幸いである。

その他のデッキ紹介等もご要望あればコメントください。

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